ベトナム料理教室に行きました

毎月届く行政の広報誌の催し欄を見ても、だいたい日程が合わなくて、興味があるものも、行けないでいます。
たまたま一日空いている日に、ベトナム人が春巻きとフォーを教えてくれる料理教室の募集がありました。朝10時から午後2時まで、たっぷり時間をかけて教えてくれるようだし、開催場所は歩いて5分のところ。定員8人の枠に無事入って行ってきました。

当日、受付で会費を払っていると、ベトナム人らしい女性たちが数人立ち働いていて、会場で待つ受講生より多いぐらい。だんだん人が集まってきて、募集8人なのに20人以上の人でいっぱいです。
最初の説明で、実はこの料理の会、普段は日本語学級で習っているベトナム人研修生の女性たち6人と教えている日本人の企画に地域の一般人をよんだものとわかりました。
地域の男性と結婚して日本に住むベトナム人女性が中心となり、4グループに分かれて調理。料理を教えてもらうというより、若いベトナム女性たちの手際よく、しかも丁寧な仕事ぶりを見る感じです。

写真のようにメイン料理だけでなく、飾り野菜も手が込んでいました。にんじんはバラのように、レモンは小動物に見立てて、レタスの葉の中心くるんとしたところは花を飾る葉っぱです。
春巻きの皮もよく見る乾燥春巻きの皮だけでなく、ネット状の変わった皮もありました。フォーのスープは鶏がらと一緒になまのレモングラスが入っています。

豚ひき肉、玉ねぎ、にんじん、もやし、きくらげ、サツマイモいずれもみじん切りした具がぎっしりの春巻き。後から辛みを足したら、スープが飲めないほど辛いフォー。そして、豚の耳のコリコリしたサラダ。始めて食べました。
食事の時の自己紹介で、夜勤明けで調理してくれていた人もいたことがわかり、感謝です。皆さん若く張り切っていて、がんばり屋さんが多い印象です。思いがけない国際交流でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　道子