堺気功のひろば

堺気功のひろばのブログです

秋の味覚~くるみ~

職場でも貰い物があります。畑をしているNPОの人からはししとうと無臭にんにくをもらいました。

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堺は街だと思うのですが、そのどこからか、タケノコ、梅、あんずなどを手に入れては持ってきてくれるなじみの人がいます。今回は沢山のくるみにくるみ割りを添えていただきました。

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市販のアメリカのくるみは殻が柔らかくて、割りやすいのですが、日本のくるみは、とても硬い。くるみ割りがあっても、割るには決意がいります。

午前中が空いた日、新聞紙を机に敷いて、くるみ割りに専念。あまりの硬さに割れないもの10数個。やっと割れても中身がなかったり、傷んでいたり。そしてもともと中身の量が少ない。それでも割って、バーべキューの串でほじるのは、和くるみはおいしいから。

結局あまりきれいな形では取れず、ゴマのようにすって、昔戸隠で食べたそばつゆのように、くるみ入りのそばつゆでそばを食すつもりです。

                       道子

秋の味覚~かぼす~

最近、秋の味覚のいただきものが続く。

マッサージのボランティアで通っている作業所から、まず甘い柿をいただきました。指導員のお父さんが送ってきてくれたものの、おすそ分け。

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次に徳島に親せきがいる友達から、かぼすを沢山もらいました。

さんまのお供に二個だけ残して、あとは絞ります。以前はレモン絞りで絞っていたのですが、テレビ番組で、現地の人が香りがよくなるので、皮ごと絞っていたのを見てからは、ニンニクつぶしにはさんで皮ごとぎゅっと絞ります。

果汁と同量の米酢に果汁+酢の分量のしょうゆを加え、昆布を入れて冷蔵庫へ。かぼすのポン酢です。ゆずでも何でも、たくさん手に入ったら、こうしておくので、ポン酢はほぼ買ったことがありません。そして絞った後の皮と種は冷凍しておいて、ネットに入れお風呂に投入。残すところはありません。

                    道子

動く図書室

大阪を挟んで南から北へ転居してから、いくつかの気功教室が遠くなりました。一番遠いところは、片道二時間かかります。どこも10年以上のおつきあいなので、やめるということは考えられず、体力的に難しくなるまでは続けるつもりでいます。

そうなると、電車の中の時間がとても長い。ここは動く図書室と思って、本を読むことにしています。とてもはかどります。図書館に毎週通って、ミステリを中心に、からだの本、ノンフィクション、雑誌などいろいろ借りて、持ち込んでいます。特に仕事帰りは気分もゆとりがあるので、途中で特急に乗り換えることなく、むしろ各停でゆったり座って読みたい気分です。

電車の中はスマホを見つめる人がほとんど。でも先日、例によって各駅停車の電車に乗ると、ガラガラの車内で、とてもくつろいで文庫本を読む女性を見かけて、「あ、一緒だ」と心の中で思いました。読みかけの本を広げたまま電車に乗り込んでくる男性を見かけても、親近感がわいて、同類に会った!と気分を良くしたりして、

                     道子

休み明けの教室で

今年の夏は思いがけず、お盆を中心に長い休みがとれました。

ちょうど台風が来たりして、あまり外に出かけることなく、家でごろごろしていました。とても暑かったので、毎日気持ちよく昼寝して、暑い午後を乗り切りました。

先週は久しぶりの気功教室。家では、例によって、ふりこを少しするぐらいだったので、最初は気功って結構きつい?と思うほどでした。二回、三回と続けるにつれ、からだも復活してきました。

休み明け、皆さんと「心がおちつくやさしい気功」をじっくりとし終えると、いつもはおしゃべりに花咲く教室も、しばし沈黙。余韻に浸っていました。私もあくび、涙が止まりません。この暑さの疲れを洗い流したような気分です。

ある方は「家の中でイライラしてどうしようもない時、おちつく気功がとても役立っています。その場を離れて、胸をなでおろしたり、からだをなでていると、冷静になれます。」と話していました。  道子

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秋の七草 オミナエシに蝶が止まって

 

 

暑い日にもかかわらず

今週の堺気功のひろばは、お盆の振り替えで二週間早く開きました。

朝からカッと照りつける日差しで、受付の人も、今日はあまり来ないかもとつぶやきます。いつ来ても、いつ休んでもいい1回ごとの料金なので、確かにお天気には、左右されます。

ところが、次々と常連さんが「今日は、暑いのでよっぽどやめようと思ったけれど、家にいても仕方がないし、来ました」と現れ、半年ぶりの方まで参加して、にぎやかにみんなで動きました。

終ってから、先週の気功の後で、まったく食欲がなく、そうめんしか食べられないという方がいて、「好きなものだけ食べたらどうですか?」というと、「それが、その気になれないのです」と嘆いておられました。ところが、「不思議なことに、先週気功して、皆さんとおしゃべりして帰ったら、食べられるようになりました」と報告がありました。

気功を60分ほどしたからというより、外に出て、たわいない話を人とするだけで、気力が出ることってあるなあと私も思いました。

幸いなことに、気功に参加される方は、みな気持ちのいい方ばかりです。ふだん連絡を取り合わなくても、ここに来たら顔を合わせて、あいさつし、気兼ねなく話をする、そんな場に気功の後は体も心もほぐれてなりやすいです。

                      道子

          

背骨がゆれる

ゆらゆらといろいろな方向に背骨をゆらしていく気功があります。いつやっても気持ちいい動きです。今頃のように気温が上がってくると、寒いころに比べて関節も動きやすくなることもあって、近頃はいつも以上に気持ちいい。

最初は「私が背骨をゆらしていく」という感覚で動き始めるのですが、途中から背骨が勝手にゆれていく風になり、そのうち背骨に限らず、からだ中どこもかしこも、ゆれていきます。体の中の固いところ、結び目のようなところが、ほどけていく感じ。

終った後は、前日ぐっすり眠っていても、また眠くなります。眠りの浅かった日など背骨がゆれた後、何の気功をしたか定かではなくなるぐらいです。

そして、これは私だけに起きているのではないようで、一緒にしている人たちがこのまま眠ってしまいたい、とつぶやくのです。

                         道子

梅雨時の気功もなかなかです

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雨が降っていなくても、空気が水分を含んで重たいこの頃、教室に行くと、体がだるい、しゃんとしないという声を聞きます。私自身も教室に着いた頃は皆さんと同じ。少し眠いような、ぼやーっとした感じでいたりします。

でも、そんな感じで始めたほうが、私を含め皆さん自然に力が抜けて、気功的にはいい感じなのです。年に何回かしかそんなことはないのですが、私の場合、テンション高く、何事もテキパキこなして、今日は懸案事項を片付けてしまおう!という気分の時ほど、内容は悪いのです。動きは、早すぎて、テンポ良すぎて、セルフの音楽でも急ぎすぎてしまいます。

今のように梅雨特有のだるい感じは、気功のはじまりとしてはわるくない。だらだらゆるゆるとふりこをしていって、前後のふりこが大きくなるころには、少しからだが目覚めてきます。そのあと、座ったり、寝転んだりして気功して、終わってみれば、最初のだるさはどこへやら、なんだかすっきりしています。

これを毎日のように繰り返しているおかげで、意外とこの時期、私は快適に過ごせています。

                      道子