堺気功のひろば

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自然エネルギーと電気

きのうの日曜日,中之島公会堂の反原発集会で河合弘之弁護士の話を聞きました。世界地図に地震の発生地を点で表した図。日本列島は世界規模の縮尺の中でみると点は真っ黒の固まりとなっています。
こんなところに精密機械である原子力発電所を建てているのは今や日本だけとのこと。もうひとつ群発地震のある国で原発を推進していた台湾は原発からの撤退を表明しました。中国も今や自然エネルギー大国だそうです。

実は私自身、電力自由化・解禁のニュースを知って、もよりの生協が供給する電力への切り替えを決め、契約した矢先、急な引っ越しとなり,やむなく関電のまま今に至っています。それでも、やっと4月から自然エネルギーの割合の高い電力に切り替えることが決まり、ほっとしています。

昨日の集会ではもう一つみみよりの話を聞きました。
友達が今年に入ってミャンマーの小学校を訪ねた時のことを話してくれました。
日本人の教師だった人が、退職金で建てた小学校だそうです。訪ねていくにあたり、「何か欲しいものは?」と先方に聞くと「小学校には電気が来ていないので電気が欲しい」という返事。「え、電気なんて高いもの、15人ぐらいのグループではとても」と思ったそうです。でも費用を聞いたら、「6万あれば電気が使える」とのこと。先にお金を送って現地に行ってみると、校舎の上に太陽光発電のパネルが載っていて、蛍光灯がしっかり点灯していたそうです。太陽光なら維持費もかかりませんよね。

自然エネルギーのほうが、地域に合った形で小回りがきくし、
いまや安くなっているのだと、この話でも実感しました。 

             道子