カウンセリングルームで気功すること

私の職場は、カウンセリングルームです。社員のほとんどは、カウンセラーです。私が月２回木曜日の２時間気功教室に使っている部屋は、もともと座学のための講座室。普段は、自己尊重トレーニングや自己主張トレーニング、ＤＶ被害女性が語り合う会などに使われています。
気功の時には、机をたたんで積み上げ、イスを重ねてむりやり場所を作っています。

長い間、気功と他の講座は、別々にやってきました。
でも、ここ三年ぐらい自己尊重トレーニングの講座には、私も加わって、気功を１５分だけですが、最後にするようになりました。
５回ほどの連続講座で、たとえば自分を大事にする、人とつながる、感情にきづくなどのテーマに合わせて、簡単な気功をみんなで最後にしています。気をつけているのは、短い時間にあまり詰め込まないようにしていることです。

その講座修了後、三ヶ月ぐらいして同窓会をしたときに、受講生のひとりから「気功がとても印象に残っている。イメージと全然違っていた」と言ってもらったこともあります。

最初の頃は、受講生は気功をするよりもっと話をしたいのではないかと、私の中で迷いがありましたが、私自身にとってもその講座に参加すると発見があるので、楽しむようになってきています。
この講座を一度受けてしばらくしてから、木曜日の「堺気功の広場」に通って来るようになった人もいて、カウンセリングルームで気功することもいいのかも知れないとやっと思うようになっています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　道子