堺気功のひろば

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精神障がい者と気功

きのうは、大阪平野区で気功をしました。以前、西淀川区保健福祉センターでお世話になった保健師さんが、今年の4月に平野区に転任され、そこで「気功はやさしくて、気持ちいいですよ」と紹介してくれたのです。
地域で精神障がい者のサポートをするボランティアグループの主催でした。午後2時からの開始で、暑い中、駅まで迎えに来てくださり、60〜70代の15人ぐらいがそのメンバーとのこと。
会場には、近くの作業所などで働いている方、指導員など30人ぐらい集まって、男女比も半々。年齢は20代から70代までさまざまでした。

ここ何日か急に暑くなって、冷たい飲み物ばかりでお腹を冷やしている方もあるかと、まずお腹のてあてから始めました。
次に立って、みんなでのびをして、ふりこをいろいろ。エネルギーが余っている男性は勢いよく腕を振っていました。
2時間はとても集中できないだろうと事前に言われていた割には、皆さん集中してくださるので、続いて波の動きも一緒にしてみました。座って、グルーミングをし終えたら、ちょうど1時間たっていたので、休憩してトイレと水分補給タイム。10分休みの間もいろんな人が質問にやってきて和やかな感じです。

後半はまたしても気功協会に用意してもらった「心がおちつく やさしい気功」のパンフレットに沿って、ゆっくりなでたり、身体を揺らしたり、息を吐いたり。
まじめに全部やらなくてはと思わなくていいんですよ、これならできそうとか、これは気持ちいい、というのを一つだけでも続けてください。朝布団の中で、ゆっくり顔をなでるだけでもすっきり起きれます。と声をかけます。
その後は、リラックスタイム。二人組になって、手を軽くもんだり、肩をなでたり、おしゃべりしながらほぐし合います。それでもう時間になってしまいました。

終了後、「股関節の手術で人工関節を入れていて、長く立てないのに今日は立っても全然大丈夫だった」「気功は合っているような気がする、終わってからからだがすっきりした」等参加者からの声。「落ち込むタイプの人ばかりでなく、ハイになってしまう人にも良かった」これは指導員の弁。
またやりたいと、おおむね気功に好感を持ってもらって良かった。また一緒に気功しましょう。
                      (道子)