禅密の学校 その１

きのう山科で開かれた「禅密の学校」に行ってきました。
久しぶりの禅密気功の集中講座なので、早くから楽しみにしていました。
会場は、新旧の「気功の学校」の受講生が青森、長崎、浜松と全国から集まって来られていて、私はその中に混ぜてもらった感じです。
禅密気功について皆さんもさまざまにその魅力について語って、尽きないふうでした。

私が天野先生に習い始めたころは、動きは簡単なのに、どうしてもぎこちなくしか動けず、それでも気持ちいいので続けてきました。
今でも、その頃と同じように、いやもっとかもしれません、気持ちいいのですが、年齢も上がってきたせいか、それだけではない感じを抱くようになっています。

天野先生の誘導で動いているときも、自分が教室で禅密をしているときも、確かにこの場所にいながらも、宇宙のかけらのひとつとなって、いまこのときに、たったひとりで揺れているという感じに包まれます。
過去もなく、未来もなく、ただここにある。気功の仲間とともにここにいるのだけれど、ただひとり。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　道子