堺気功のひろば

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長寿の島から

徳之島に暮らす友だちが、久しぶりに来阪し、二日間我が家で過ごしました。彼女が看護師の仕事をしながら天神山の気功に来ていて知り合ってから、10年以上の付き合いですが、いつもは電話か手紙。

久しぶりなので話も弾みましたが、長寿の島、徳之島らしい話題が多かったのです。74歳になるお父さんは、広い畑でさとうきびを育てていて、刈り入れは重労働だそうですが,50代の彼女よりずっと体力はあるとのこと。また夫のお父さんも朝5時から畑を耕す音がしてくるほど頑健で、いまだに歯は全部自前で玄米を食べて84歳で、現役ばりばりとのこと。

彼女も、畑仕事で腕もよく日焼けしていましたが、よく働く事のほかにもうひとつ大きな長寿の秘訣があるとわかりました。
生活すべてにわたって、とてもゆったりしているのでした。食べるのも良く噛んで時間をかけてゆっくり。服をたたむのも、出かける用意をするのも丁寧ゆっくり。
私自身も決して回りの人と比べると、テキパキしたほうではないのに、全くリズムが違いました。ああこんな風にしていたら呼吸も長くなって、確かに長生きするだろうと身をもって知ったのでした。一緒にいる間は私自身も家にいながらにして、南の島にいるような時間の感覚でした。


おみやげにもらった自家製農産物。左から生姜、まっ黄色のウコン、切り口が青いガジュツ(胃腸の薬)
私は、ウコンとガジュツは、薄切りにして天日干しして乾いてから、粉にして飲みすぎ、食べ過ぎのときにいただきます。
                         道子