明るい感じ

三回連続の前期・禅密の学校。会社の行事や自分の教室と重なって参加できそうになく、一回だけ行ってもしかたないしと、今年はお知らせを見てもそのままにしていました。そこに純子さんからあきがあるので、一回だけでもどうかとお誘いがあり、参加することにしました。

実は講座の直前まで行こうかどうしようかと迷っていました。
皆さんが二回積み重ねてきているのに、ぽっと最終回だけいくというのもどんなものかと。

当日の朝、この二週間日程がぎっしり詰まっていて、本当は今日一日家でゆっくりしたかった自分に気づきました。
あ、そうか。それなら勉強しようと思うのはやめて、今日一日、気功で充分休息しようと思い立ち、山科に向かいました。

ラッキーなことに、はじまってすぐ天野先生が、今日は新しいことではなくて、禅密功のごく基本的なことをやっていきましょうと言われました。
良かった！とほっとする私。
それからは流れに身を任せ、一日を過ごしました。
帰り道は足取りも軽く、いためた左足もよく動いていました。

翌月曜日は教室で新たな気持ちで禅密功の波の動きをしました。
そのまた翌日の朝は胃の不快感で目覚めました。
冷たいものが苦手なのに、あまりの暑さに前日の夜、自販機でよく冷えた飲み物を買い求めゴクゴク飲んでいたのでした。
いつもでしたら、こうなったら一日不快感を抱えていたことでしょう。
ところが、起きてみると、胃は重たいのに、全体として私は明るい感じで立っているのでした。

なんといったらいいか、目の前にもやもやと漂っていた霧のようなものが晴れたような。私と外とを隔てていた薄いベールがなくなったようなそんな感じ。
今もまだ明るい感じが続いています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（道子）