堺気功のひろば

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ドラミング

ある程度まとまった気功を終えるとき、顔から順番にからだ中をなでたり、叩いたりする。
その中に、胸を両手の平で、しばらく叩いてからお腹、脚のほうへとおろしていく動きがある。
わたしはそれをするときに、いつも自分がゴリラになったような気持ちになっていた。(こんなふうに思うのは私だけかも知れないが)
そうしたら、朝日新聞の日曜版にゴリラのドラミング(手を開いたパーで胸を叩くのをドラミングというそう)の記事を見つけた。
それによると、ゴリラのこどもどうしは「遊ぼうよ」と呼びかけるときに胸を叩く。リーダー同士は「ここから先はこちらのテリトリーだよ」と平和的に知らせるために叩くのだという。
上下関係が無く、勝ち負けを決めるのが嫌いなゴリラ。それを知って、ますます胸たたきが楽しくなったこのごろだ。

ちなみにグーで胸を叩いて怒りを表現していると一般的に誤解してしまったのは映画「キングコング」の影響という。
                         (道子)