助けられて10年

今年は満開の時に雨が降らなかったので、長く桜の花を楽しめました。
私は近くの川沿いの桜並木を見たり、山科疎水沿いを歩いて桜と菜の花を一緒に見てきました。平日はそんなに人が多くなくてここは穴場です。

4月を迎えて、カルチャーセンターの気功教室が10年過ぎたところ、今年10年を迎えるところが出てきました。
自分自身では、どの教室も一日も休むことなく続けられたことだけは、よくやったと思いたい気持ちです。
でも実際は、振り返ってみると、ただただどの教室も、受講生の皆さんの熱意に助けられてきたとしか言えません。
それがなかったら、私の実力では2,3年で終わっていただろうと思います。
受講生が少なくなる時期というのは、同じようにしていてもあるもので、私自身はそれで終了するなら「それも仕方ない」とどこかで思っていました。
でも、そのたびに少人数残っている、この教室を必要としている方々から強い援護を受けて，今に至っています。

毎週の教室は人数減で，隔週にと言われたものの、教室の皆さんが終了後残って、カルチャーの責任者に「このまま毎週したい」と口々に訴え、半年間の猶予をもらいました。ラッキーなことに半年で受講生が増え、今も毎週気功しています。

夜の教室は、最初少なくだんだん人数が増えたのに、相変わらず狭い部屋のままで、私が変えてほしいと再三言っても駄目だったのが、教室の皆さんが直談判して、今は回り中鏡に囲まれた広い部屋で、のびのび気功しています。

他のところも、だんだん人が減って、残った3人の方が、ここはやめないで続けてほしいと年末に私に直接お礼をといって、お金を持って来られました。もちろん固くお断りしましたが、ここは今では10人以上来られています。

思い起こせば、こんなことばかりで、私の及び腰を激励し、支えてもらって、気が付いたら、10年です。
私自身、少し体調が悪くても、皆さんと気功するだけで、元気になって帰りました。ありがたいです。
次の方にバトンタッチするときまで、もう少し続ける事になりそうです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　道子