堺気功のひろば

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三輪山に登ってきました

かねてから登ってみたいと思っていた、奈良県桜井市にある三輪山に気功仲間と登ってきました。

大神神社(おおみわじんじゃ)は、三輪山を神の山として、古来から神殿を設けずに直接山に祈りを捧げてきた歴史があるとのこと。なので、登山ではなく、あくまで登拝です。

 

社務所の受付で、初めて登るというと、地図と注意事項を書いたプリントを渡され、初めての人を集めて、口頭で注意があります。登山の場合は、すれ違う人同士「こんにちは」と声を掛け合いますが、ここは、神様の山。静かに祈りながら歩いている人もいるので、会釈にとどめるように。飲食禁止。水とお茶はいいが、ジュースなどもってのほか。

名前と住所を記入して、首から鈴のついたたすきをもらい、山の入り口では、お祓いして、いよいよ登ります。

事前に調べても、撮影禁止のため、ネット上の情報もなく、きついのかどうかもわからない。登山道は気の階段や、石が所々ちょうどよく配置され、ごみ一つなく、きっちり整備されています。しかし、山をゆるやかに回りながら上がるのではなくて、ほぼまっすぐに登っていくので、467mと低い山の割に、意外と傾斜はきつい。途中の休憩所は、着替えのスペースや水場があり、座って休んでいると、白装束に身を包んだ人たちは、なんと裸足。神聖な山に土足なんてということでしょう。見ているだけで、冷えてきます。

 

一緒に山に入った大学生二人が、走るように山を下りてくる中、私たちは、ゆっくりのぼりました。シャンシャンと鈴の音が歩くのに合わせて鳴り、なんだか不思議な感覚にだんだんなってきます。帰りはもうあっという間に降りてきた感じです。

帰り道、ふくらはぎが張っていましたが、それでも翌日以降に疲れが残ることもなく、からだも気持ちもなんだかすっきりしました。

なかなか良い体験ができました。

                           

道子